園長です。

この度、社会福祉法人経営青年会の企画により、何年振りかの県外出張へ出かけました。

行き先はフランスの香り（嗅いだことありませんが）漂う大阪のとあるリゾート地です。

なぜか豪華なグランピング施設で宿泊し

かいづかいぶきヴィレッジ

フレンチを喰らうというこの企画。

障害のある人が活躍！「ユニバーサルレストラン」オープンへの道のり

 

･･･なんだこれとお思いの方もいらっしゃるかと存じますが、この方に会いに行くのが目的でした。

（株）クロフーディング代表であり、フランス料理のシェフでもある黒岩功様です。

この方の発想は自由でユニークかつ愛がある。一料理人でありながら、運営する事業はフレンチレストランにとどまりません。

ブライダルやケータリング、プロデュース業をはじめ、障害のある方が働く福祉事業所を複数運営。さらには大阪府から指定管理を受けてグランピング＋農園のリゾート施設を開業。その他個人としての活動を加えれば、ここには書ききれない量となります。

宿泊先でもレストランでも、私たちを接客していたのは障害のある従業員の方たちでした。

食後のデザート

私の名刺から着想を得てデザインされていました。これぞトレビアンですよ。

 

多様性を受け入れ難い日本の民族性

福祉を意識させない

パリ出店時の苦労と覚悟

モード（流行）とブランド価値の築き方

事業展開に必須となる人材

ユニバーサル（普遍的）とは

 

･･･ムッシュは穏やかな語り口なのですが、金言の数々にちょっと圧倒されてしまって、軽いめまいを覚えました。

何気なく「ノーマライゼーション」の言葉を発する料理人に出会ったのは初めてですよ。

こいつはうかうかしていられません。

 

次はパリ出張がいいなと勝手な願望を抱きつつ、帰路につきました。

皆様も大阪にお立ち寄りの際は是非。

 

そして全く関係ありませんが、スペイン戦の勝利を願いましょう。12月2日（金）4：00キックオフです。