手づかみ食べ ~食べるって楽しいね~

新年度になりました。

新入園児さんも増え、保育園生活に少しずつ慣れていってもらえるとうれしいです。

 

さて、保育園では、0、1歳児では手づかみ食べを大切にしています。

離乳食期は目で「見て」、手で「触れて」、口で「味わう」という動作を重ねて

お腹が満たされ、心地よさを感じるとても大切な時期です。

子どもたちは成長していくと、「触ってみたい!」「自分で食べてみたい」など

意欲が出てきます。

 

初めは手の平で大雑把にしかつかめず、皿の中をぐちゃぐちゃにするのが楽しい時期がきます。

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手の平、指を使って、食物の硬さや大きさ、温かさなど食感を確認しながらつかもうとします。

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慣れてくると、食べ物に合わせて掴む力を加減して、握りつぶしたりせず、上手に掴めるようになってきます。

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手から反対の手に持ちかえて、口に運びやすいような工夫を子どもたちは自然と身につけていきます。

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色々な食べものを手づかみ食べすることで、その食品にあった一口の量や噛む力加減、

食品と自分との口の距離などを身につけていきます。

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5本指をぎゅっと握って口へ運んでいた姿も、指を器用に使えるようになると、指先を使って、

つまんで食べるようになります。

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遊びや生活、食事など様々な所で指先を自然に使っていくと、スプーンへの移行もスムーズになります。

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自分で食べる、食べたい!の子どもの意欲をみたしてあげることで、「食べることが楽しい!」「食べることが好き!」と思ってもらえる子どもに育っていって欲しいと考えています。