21老福連の支援活動の様子について報告します。

「熊本震災支援2」の記事でお知らせした通り、22日(金)の夕方に物資を詰め込んで出発し、未明に福岡の中継地点いきいき八田に到着しました。

既に支援活動を行っている方たちと簡単に挨拶を済ませ、早速打ち合わせに入ります。現地の状況や運行ルート等のアドバイスをいただき、とかみ共生苑(山形県)の安部さんの先導のもと、23日(月)早朝にいきいき八田を出発しました。

震災1

目指すは老人ホーム「坂本の里一灯苑」です。

道中、ビニールシートを被せた日本家屋がある一方、外見はまったく無傷の家屋もあり、活断層がどこを通っていたかで被災状況が大きく異なっていたのが印象的でした。

震災2

被害の大きかった宇土市を通りましたが、ここは全体的に古い家屋が密集しており、多くの方が体育館等へ避難しておられました。

基幹道路は運搬車両等でどこも渋滞が発生しています。ナビの情報を頼りに迂回路を選択して進みます。道路も地震の影響で大きく隆起した箇所がたくさんありました。

震災3

 坂本の里一灯苑は、市中心部から離れた山中にあります。幸い落石や土砂等でこの道がふさがれていなかったため、スムーズに向かうことができました。

 震災4

いきいき八田を出てから、5時間くらいだったでしょうか。ようやく一灯苑に到着しました。

施設長はじめ職員の方々がわざわざ出迎えに玄関まで出て待っておられました。

「遠いところ、ありがとうございます」「たくさんの物資、本当に助かります」と声をかけられたのですが、何と返答すればいいのか、一瞬言葉に詰まりました。いろいろ聞きたかったこともあったのですが、うしろめたさに似た不思議な感情が湧いてきて、私はただ恐縮するのみでした。

震災5

長くなりましたので、続きはまた後日報告します。