こんばんは。園長です。

皆さまは、MG(マネジメントゲーム)ってご存じですか?

このゲームが誕生したのは1976年。私と同い年です。

当時、ベンチャー企業だったソニーが、社員のマネジメント教育として考案した社内研修用ゲームだそうで、ソフトバンクの孫正義さんも、この研修を幹部育成の登竜門に取り入れておられるのだとか。

 

たまたま、株式会社もくれん様が主催するMG研修開催チラシが目にとまり、今の自分に必要な研修だと確信して参加を申し込みました(本当はこの日、東京出張の予定が入っていたのですが・・・)。

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※画像は(株)もくれんHPより拝借。さて私はどこでしょう?

 

ゲーム自体は超アナログで、何と言いますか、「人生ゲーム」を彷彿とさせます。

300万の資本金を元手に会社を立ち上げ、社員の採用や設備投資をし、材料を仕入れて製造・販売をし、儲けを出していく。

目指すことは単純明快。しかしそのプロセスは無限大の選択肢。やってみたらわかりますが、すごく奥深くて面白いゲームです。作った人は天才ですわ。

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1期終わるごとに、慣れない電卓を叩いて決算書を手書きで作成。 

ワルツがどうだ、PQがどうだ、Mがどうだ、Gが・・・なんて記号をぶつぶつ言いながら、損益分岐点比率や自己資本比率を出し、自分の会社が今どういう状態にあるのかを明らかにしていきます。

2日間の缶詰研修で合計5期の決算を終え、私の会社はというと、赤字を重ね続けてほぼ倒産という燦々たる結果。

「あんた、経営のセンスないね?」ということを、ゲームの中で何度も突き付けられる。これは私にとって宝の経験でした。

 

徳島のあさがお福祉会様を訪問した時、私には構想があったとしても、それを事業として成功させる力がないことを思い知りました。

それが今回のMGを受講したことで、その力を生み出すためのさまざまな気づきが生まれました。

脳の使い方、平常心、戦略の考え方、市場の動向、自社と他社の比較、意思決定のスピード、未来への投資、そしてG(利益)とは・・・多くのヒントをいただいたと思っています(全然できていませんでしたが)。

 

講師の上田社長はじめ、サポートに入っておられた職員の皆様には大変お世話になりました。

また次回、参加したいと思います。できれば1回でも黒字を味わいたい・・・