すっかり春めいてきましたね。

花粉がバンバン飛んでおりますが、私は今日も元気です。

さて、この写真が何かお分かりでしょうか。

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誰がどう見ても「いのこの里」です。

大阪府吹田市にあります、社会福祉法人こばと会様が運営する特別養護老人ホームです。

3月某日、どこの法人も年度末で大忙しの最中、空気を読まないひまわり園職員が施設見学にお邪魔しました。

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今回の見学の目的は、次年度ひまわり園で導入を検討しているインカムの運用に関すること、そして「人づくり」をモットーとするこばと会様の職場風土をこの目で確かめることでした。

対応していただいた佐々木部長様に、実に丁寧にかみ砕いて説明をいただきました。

結論からいえば、人づくりはトライ&エラーの繰り返しであり、万人に適した教育制度などこの世にはありません。しかしながら、こばと会は失敗を恐れないで次々と新たな取組に挑戦する熱量が高く、それに負けない決断力と実行力が備わっていると感じます。

そして何よりも職員愛が貫かれていることが、他の法人とは大きく異なる魅力だと感じました。だからこそ、職員は利用者の方のことを第一に考えるのでしょう。

特養いのこの里の主力メンバーは40代の男性が中心ですが、30代の主任クラスも着実に次世代の幹部候補として成長されており、話をうかがえば理念に基づいた考え方が共通していることに驚きました。

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ふと気が付けば、山本施設長の新世紀を感じさせるハイトーンヴォイスに酔いしれ

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負けじとひまわり園を代表してキム係長がミス〇ルで対抗し、夜は更けました。

 

そして2日目

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この日は朝から超過密スケジュールで、いのこの里で山本施設長から福祉施設運営の心得や事業計画の考え方等についてお話をうかがい、次に高齢者向け優良賃貸住宅さくら苑では中村施設長にご案内いただき、続いてグループホームたんぽぽに向かい正森ホーム長(写真中央)のお話をうかがいました。

ひまわり福祉会と同様、保育と高齢者分野に精通したこばと会様ですが、短期間で次々と事業を拡大されたにもかかわらず、主力となる職員の層が薄まらないことは驚嘆に値します。

目には見えない、口で説明することも難しい、けれど大きな課題を突き付けられた施設見学でした。これから何をすべきか、限られた時間の中で考え、模索を続けることで答えを探したいと思います。

こばと会の皆様、突然やってきた私たちをVIP待遇で受け入れてくださり、誠にありがとうございました。何かの形で恩返しができればと思います。

 

P.S.

写真右の人物は私です。散髪代節約のため今年から坊主頭にしたのですが、お年寄り様からはすこぶる不評であります。よろしくお願いします。